回路基板とは
・プリント配線板PWB
・プリント回路板PCB
と呼ばれています。
回路基板は絶縁体でなければなりません。
材料としてはプラスチック樹脂が主材料で、これには
1) リジッド基板
2)フレキシブル基板
の2種類があります。
特殊な基板としては、セラミック(主にアルミナ)基板があります。
殆ど見る事はありませんが、琺瑯基板や金属基板などもあります。
※金属基板=表面酸化等により表面を絶縁体化して放熱性を向上
プラスチック樹脂の回路基板は、配線用導体としてCu箔が張り合わせてあります。
これを薬液エッチングによって配線を形成します。
更にソルダーレジストと呼ばれる絶縁・難燃を目的とした表面保護を付着させます。
これには、表面電極以外の配線部を被覆して、はんだが付着しないようにする目的もあります。
基板製造工程は(プリプレグと銅箔の張り合わせ、)エッチングによる配線パターン形成、ソルダーレジスト形成、シルク印刷、表面処理ですが、これはまた別途説明する事にします。
※シルク印刷:基板への印字・図形等の印刷。
※PWB=Printed Wiring Board
※PCB=Printed Circuit Board
部品が実装されたものをPCBと区別することもあります。
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